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インターン参加者の声

「何のために?誰のために?」相手の立場に立って『考える』大切さを学びました。ー有満理紗さん、盛永理恵さん

大学・学年:有満理紗さん 鹿児島大学 2年、盛永理恵さん 鹿児島国際大学 3年/ インターン先:サクラ島大学/ インターン期間:2012年8月-2012年9月(短期:2ヶ月)

『相手の立場に立って考える』って大事なことだ

Q1. インターンを通しての「やりがい」を教えてください。
有満さん インターン中に、久保さんがマルヤガーデンに立ち寄られた時に開催されていた木彫り教室で、その(教室の)先生が「木は掘りすぎては駄目だ」とおっしゃったんです。それはなぜかっていうと、掘るのはすごく楽しいそうなのですが、掘りすぎるとそれは人間の「エゴ」というか、「楽しいから掘る」というようになってしまうので、「木のことを考えて掘りなさい」というお話を聞きました。
マチトビラの研修でも、「『相手の立場に立って考える』って大事なことだ」と学んだのに、(私は)すっかりそれを忘れていて。そこで思い出したんです。
すべてのものにおいて、その人の立場に立って考えなきゃいけないなってことを痛感して、日々の生活でも、例えば、メールでも一言暖かい言葉かけてあげるとか、そういったことを活かすように心掛けています。

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盛永さん (このサクラ島大学でのインターンの)目的というのが、サクラ島大学さんと大学生の『入口』を作るということなんですね。自分の周りの友達には、そういった話はしているんのですが、それ以外の方々にも、サクラ島大学が、「どういう活動をしていて、こういう面白いことがあるんだよ」ということや、「こういうことを思って、活動をやっているんだよ」ということを伝える方法を、すごく考えている所です。
そのことを、1つだけではなく、いろいろな視点から見て、この活動をやっていけるようになりたいという目標が、今の私のやりがいですね。

Q2. インターンで、辛い時や大変な時はありましたか?
有満さん 灯りの WS(ワークショップ)で企画・運営を任せていただきました。今までそのような企画・運営をしたことがなかったし、(これまでは)第3者的な、参加者的な立場でしか関わったことがなかったので、「企画・運営ってどうすればいいんだろう?」と思いました。
久保さんに案を出させていただいても、「ちょっとこれは…」という感じで、うまくいかなかったんです。それで、もう 12時間近くずっと(仕事場に)いたりしたこともあったので。
でも、WS当日、終わった後に、(参加者)アンケートを見たら、子どもたちが「楽しかった」、「またこんな機会があれば参加したい」といったことを書いていてくれました。
あと、普通のWSだったら、材料を渡して、作ることに重きを置くと思うんですけど、今回の WSは、自分にとっての「灯り」というものを、一旦言葉に直してみて、それを絵に起こすという作業から始まっていったんですね。
私は個人的に、そこにすごく力を入れて考えたんですけど、それに対して、「その取り組みが面白かった」というような意見もいただけたりして、すごく嬉しかったです。頑張ってよかったなって思いました。

Q3. WSの時に、言葉に直してから絵に描いたということでしたが、その目的は何だったのですか?。
有満さん 普段だったら、材料を渡したら、すぐに作るという感じだと思うのですが、「子どもたちがどんな風に世界を見ているのか」を、私たちも知りたいという思いもあったので、 1回絵に描いてみる作業をしました。
例えば、雷だったとしても、こういう私のイメージと、他の人のイメージはまた違っていて。 WSを通して印象的だったのが、やっぱり「火」の色であっても、子どもたちの見方が全然違っていたということです。私は「赤」というイメージが強いのですが、「青」とか「黄色」で塗っていた子もいました。
やっぱり、そういったことは、実際に書いてみないと分からないことだったので、やってよかったなと思いました。

Q4. インターンで大変だったことについて、盛永さんはいかがですか?
盛永さん ありみっちゃん(有満さん)がさっき言ったように、(私たちが)灯りの WSを担当させていただいたんです。
でも、やっぱり、『何のためにするか』、『誰のためにするのか』ということを考えるのが、すごく大変でしたね。
やる前までは、小学生を対象にしてやれば大丈夫なんだろうと、今思えば軽い考え方をしていたんですけれど、準備をしていく段階で、例えば、ワークブックを作る時も、自分の考えが先行しまっていて軸がぶれてしまったり、見失ったりすることがたくさんありました。それを修正して、それを元に戻して、そこから深く考えるというのが大変でしたね。

Q5. インターン中に、印象に残っていることを教えてください。
有満さん (先ほどの)大変だったことと重なるのですが、(WSの)最後のアンケートの結果を見て、自分が工夫を凝らした所にまで言及があったので、すごく嬉しかったです。それが印象的な出来事でした。

盛永さん 私は、 WSをした時の、ある男の子の作品が印象的でした。
その子は、和紙で縦長の灯りを作ったんです。左上の方には赤いセロハンが貼ってあって、下の方には、緑の草のようなものが貼ってあって。その間には、緑色のビーズがいっぱい貼ってあったんです。
それで、「何だろうな?」って思って、いろいろ質問したんです。「この緑色は何?」って言ったら「蛍」、「じゃあ、この赤いのは?」って言ったら「月」って言ったんですよ。
「じゃあ、これは、蛍が夜を飛んでいる姿なの?」と聞いたら、「いや違う、(これは)秋の夜空を蛍が飛んでいるんだ」って言って。
しかも、緑のビーズにの意味を聞いたら、「灯りの色に当たった時に、緑じゃなくて、淡い黄色になる」と答えてくれたんですね。さらに、その灯りの中に、もう1個「夏バージョン」も作っていて。 2段階にものを作っていたことに、すごいなって本気で思いました。
(その子の)設計図も見せてもらったら、本当に立体感があって、どこに何を使うということまで書いてありました。設計図と照らし合わせてみたら、本当にそのままの作品ができたので、「小学生ってすごいな! 発想力が豊かだな! 」と思って、1番印象に残りました。

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『考える』ということについて、「すごい! いいな!」と思えました!!!

Q6. 受入先の方からのお言葉で1番嬉しかった言葉は何ですか?
有満さん facebookで日報を書いた時に、私が「サクラ島大学さんの物事を丁寧に考える大切さの価値観などに、この時期に触れられてよかった」と書いたら、それに対して、久保さんが『ここの文、すごく響きました』というコメントをくださいました。
私が1日考えて書いた日報に、そういう風に返してくださって、すごく嬉しかったです。

盛永さん この WSをする準備の段階で、案を少しずつ(久保さんに)出しに行ったんですよ。
そこで、「私はこう思います」と言ったら、それに対して久保さんが「それは何で?」という質問を問いかけてくださって。
いつもの生活で、相手が友達とかだったら、「あ、そうだね」と言って、そのままで終わってしまうんですけど、(久保さんは)「何で?」と言ってくださって。それで、自分の中で考えることができるようになりました。(次に)考えた上で言ったら、久保さんがまた「それはこうなんじゃない?」という視点の違いを教えてくださいました。そういったやりとりが、私の中ですごく新鮮で、『考える』ということについて、「すごい! いいな!」と思えました。

ーありがとうございました。

取材:マチトビラインターンシップ生 中野 明日香
2012/9/13(thu)

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